新しい街に行くと、僕は本屋さんを探します。基本的に本はkindleで読むので、amazonくんは僕の好きな分野の本をよく知っています。オススメの本もよく紹介してくれます。しかし、それって、地元の顔なじみの友達と会ってる心地よさはあっても、世界は広がっていかないのと同じで、ときどきは冒険をする必要があるのです。
そんな時に、いい本屋さん、適当な広さで、そして編集能力が高い本屋さんを探せると嬉しくなります。本屋さんって、セレクトショップみたいなものなので、限られたスペースの中で、その店独自の品揃えに工夫を凝らしています。僕はビジネスのコーナーを見て、その本屋さんがどのようなマーケティングを考えているかを判断しています。新しい本だけではなく古典のいい本を揃えてくれてると信頼できるという感じです。
先週はメルボルンにいたわけですが、メルボルンでのいい本屋さんは、このReadingsという本屋さん。メルボルンに何軒かあるみたいです。ニュースレターも発行していて、本が好きなスタッフがやってるんだろうなというのが、伝わってきます。
小説からアートからビジネスからサイエンスまで、様々な分野を適度なスペースを割きながら網羅していて、飽きない空間でした。夜遅くまでやっていたので、滞在中ほぼ毎日通いました。今では珍しい、CDやDVDコーナーもしっかりあるのが面白かったです。
留学生の皆さんにお願いです。自分の住んでる街に素敵な本屋さんがあったら教えてくださいね。