
ところが、20歳の若者たちにとって、10年後はまだ30歳で、まさに人生の準備期間が終わり、仕事も本格的に活躍する時代だし、私生活も新しいステージに入っている人も多いのです。それまでに、しっかりとした準備ができているかが、毎日を楽しく過ごすこと以上に、少なくとも同じくらいは重要になっています。
この明日のことさえ見えない混沌とした時代に、10年後のことを考えるのは、すごく難しいので、何かにチャレンジをすることに躊躇してしまいがちです。しかし、実際の10年後の社会はどうなっているでしょう?例えば、今の混乱をもたらしているリーダーたちは、たぶん10年後は一線を退いているでしょう。そんな時代もあったねと、人々の記憶から消され始めているかもしれません。そして、分断というあまり幸せを感じられない時代の反省から、共生であったり、調和するというコンセプトが復活をしているかもしれません。つまり、10年後にどうなっているかは、今の時代のネガティブな雰囲気が継続すると考えるか、今の時代の反動が起きているとポジティブに考えるかで、全く違う世界が想像できるのです。
僕は、基本的に楽観主義者だし、人生は一度きりなので、ポジティブな想像の世界に向けて準備をすると思います。だから世界に出て、多くの人々と話をすることが、10年後に世界がどう変わっていようとも、大切な準備の一つだと信じています。












