学生ビザが取れるということ

先日、パースのEdith Cowan 大学のシティ・キャンパスが来年にオープンするので、そのプロモーションイベントに各国のトップエージェントが招待されイベントに参加してきました。中国、ベトナム、ネパール、フィリピン、南米など様々な国をターゲットにしている留学エージェントが集まり、様々な話をしました。

それぞれの国の留学事情というのは、ずいぶんと違うのですが、日本以外の国で一番の問題は「学生ビザの申請が許可されるか?」ということです。オーストラリアの学生ビザ申請の承認については、国ごとに違い、日本人は一番許可されやすいレベル1、例えばモンゴルの人たちは難しいレベル3です。申請書類の数や審査の厳しさも全く違います。

日本人の場合は、日本国内からの申請で、しっかりとした学校に留学するのであれば(学校にもレベルが設定されていて、レベル1の学校とそうでない学校では厳しさが違います。)ほぼ100%学生ビザは許可されます。しかし、他の国では、毎日のように、何か問題が起きてそれに対応しなくてはならないそうです。「日本人が羨ましい!」と滞在中、何度も言われました。

そんな恵まれた環境なのですから、日本人でいることにアドバンテージがあるうちに、若い人たちには海外で学ぶことを心からお勧めします。これは、僕が留学の会社をやっているからという打算的な話ではなく、これからやってくる、縮小する国内市場だけではビジネスが成り立たなくなる時代を考えたら、海外の人たちと仕事をしていくことは必須になるからです。旅行などで使える英語を習得することだけが目的なら、将来は翻訳ソフトや通訳ソフトが助けてくれるので、留学する必要はないと考える人も多いと思います。しかし、海外の人たちと仕事をしていくために、信頼を獲得したいというのであれば、留学をして、さまざまな国の人々と語り合う時間を経験することは、きっと役に立つと思いますよ。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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