留学することの意義

アデレード近郊に約1ヶ月滞在していました。これだけ長い期間その街にいると、愛着も湧いてきて、将来はもっと長く住んでみたいなと思い始めました。もしかしたら、将来はアデレードに引っ越しをすることもあるかもしれません。食べ物は美味しいし、ファーマーズマーケットは素敵だし、街は落ち着いてるし、テニスクラブもちゃんとありそうだし。とても楽しめた1ヶ月でした。

さて、先週は、3年ぶりくらいに、お客様を集めたセミナーを開催しました。コロナ禍ではなかなかお客様を集めて何かを開催するということができませんでしたが、本当に久しぶりに留学生たちと対面でお話をすることができました。


そして、今週にはセミナーに参加された何人かのお客様たちとは個別にお茶やランチをする機会がありました。数日の出張だと、なかなかそんな機会はないのですが、今回は時間もあったので、一人一人の夢や考えていることなどを聞くことができました。彼らも60歳のおじさんと、コーヒーを飲みながら話をするなんて機会は日本ではなかったのだと思います。

僕は海外留学の意義の一つは、日本では話さない人とじっくりと話をすることなんだと思います。違う国の人たち、違う世代の人たちと、カフェでも公園でもキャンパスでも、時間を気にしないで、それまでの人生のことやこれからの夢のことや今の興味のあることなどを語り合うことで、自分にしか経験できない充実した時間を過ごすことができるのです。観光地に行って写真を撮って、インスタにあげるのは、まあ、誰でもできる話です。

週に1回でいいので、誰かを誘ってカフェに行ってみましょう。皆さんの知らない世界や人生を聞くことができると思います。そして、僕も多くの人たちと話をしていく時間を楽しみにしていきたいと思います。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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