日本に住んでいる人たちにとって、アデレードという街がどんなところか、あまりイメージは出来ないでしょうし、ビーチがあるのかもよく分からないかと思います。もしかしたらオーストラリア人の中でも良くわかっていない人がたくさんいると思われるくらい、アデレードって州都の中でも地味な存在なのです。しかし、市内から30分〜40分ドライブをすると、写真にもあるようなこんな綺麗で穏やかな海を楽しむことができます。
地図を見るとアデレードは大きな湾の中にあることが分かります。そのおかげで、サーフィンが出来るような高い波はやって来ません。ですからサーフィンを目的としたワーホリの人には残念ですが、暑い夏に海辺でピチャピチャするくらいで満足できる人には最高の環境です。海の向こうは南極なので、水温も少し低めで気持ち良いです。
オーストラリアで暮らすことのメリットのひとつは、ちょっと海を見に行ける環境の街が多いということです。大都市のほとんどは海に面しています。スマホを見ることもなく、未来のことを夢見たり、何も考えずに海を眺めてリフレッシュするのは、オーストラリアに留学したときにはやってほしいことの一つです。そして、アデレードに来て驚いたのは、海に沈む夕陽も見ることができるのです。夕陽は西海岸=パースということで、パースを訪れたら夕方は時々ビーチに行っていたのですが、アデレードでも夕陽を眺めることが出来ると分かって、ますますアデレードの生活が楽しくなりました。