25歳のスタート

パースに住んでいる娘2人が揃って、サンシャインコーストに先週末から数日遊びに来て、帰っていきました。


この歳になると、僕が娘たちに何かを教えていくことはほとんどありません。僕が読んだ本や、観た映画や、興味の有る分野の話の中から、彼女たちの人生においてそれが良さそうであれば、彼女たちがそれを選択していくだけの話です。様々な分野の話をする中で、お互いに 「それって面白いよね、それって素敵だよね。」 みたいな会話になる時が、僕にとってはとても幸せなひとときです。

今回、あらためて気づいたのは、彼女たちと話をしていると、きっと僕の方が学ぶことが多いだろうということです。25歳と24歳の彼女たちの方が、僕よりも人生に対してずっと純粋に向き合っています。大学と大学院で興味の有る分野を学び、その学びを生かして社会に出たと言っても、彼女たちの人生は、まだまだ始まったばかりです。不安や焦りや夢や希望や未来や日常が、入り混じっています。そんな状況は海外に出ていきたいと真剣に考え出した僕自身の25歳の時と重なります。今でこそ、海外で会社を経営し、若者たちに海外に出ようとか言ってるおじさんですが、25歳の僕は何者でもなく、このままでいいのだろうかと焦りまくっていました。

娘たちとの会話や時間は、僕にあの頃の初心のような思いへ帰らせてくれて、その時から今までにお世話になり、導いてくれた多くの方々からの言葉を思い出させてくれるいいきっかけになりました。そう、25歳はみんな悩んでいます。そこから、何をスタートさせるかについて、僕たちが少しでも役に立てればと思うのです。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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