18歳のギャップイヤー

最近、18歳、つまり高校卒業後に海外に出てみたいと言う若者たちからの問い合わせが増えています。理由はきっと人それぞれでしょうが、大学に行く意義についてしっかりと考えてみたいという理由が多いようです。

今までだったら、大人たちは「それは若者に良くある甘えや逃げということだ。つまらないことを考えずに、勉強していい大学に入るのが人生にとって大切なんだ。」と説得していたのだと思います。しかし、最近は大人だってそれが正解だと強く言えなくなってきたので、このような問い合わせが顕在化してきたのではないかと思います。

ただ、欧米の若者たちのギャップイヤーは大学の前に世界を経験する事から、本来はスタートしています。ということは日本の18歳もグローバルになってきたと言う事ではないでしょうか。

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しかし、問題は費用やかける時間に制限があるということ。ワーキングホリデーは人生に一度だけなので、18歳で使ってしまうと30歳までにまた使ってみたくなったときに使えません。

そこで私の提案は観光ビザで3ヶ月、オーストラリアでしっかりと英語の勉強とその後の人生を考えてみるというもの。なぜ、オーストラリアなのかと言うと、世界で一番幸せだと国民が思っている国だからです。進路について考える事イコール幸せや成功について考える事なので、オーストラリアにはそのヒントがあると思います。

高校卒業して4月から7月まで、限られた時間の中でじっくり考えて進路を決めてみる。日本の大学を受験するのでも、オーストラリアの大学に進学するのでも、十分に間に合います。3ヶ月環境を変えて、外から自分を、そして日本社会を見てみる。そんな若者たちと話してみたいなと思います。

 
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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