シンプルに生きるためのギャップイヤー

同じ場所に住んでいると、必ずモノは増えていきます。そしてモノが増えることはほとんどの場合幸せにつながるというよりはストレスにつながっていきます。それがわかっているのに、僕たちは買い物をしてしまいます。それはモノを持つストレスよりも、モノを買う(それもたくさん)快感のほうが強いからです。
Marcoola Beach morning

留学やギャップイヤーは、最低限のモノとともにシンプルに生きるためのいいトレーニングになるはずです。今の時代は本や書類や音楽はすべて電子化されてスマホやタブレットに入れておけばいいわけだし、留学に来て数週間もすると日本から持ってきた服の中には全く着ていないあるいは似合わない服の処分を考える日が出てきます。

留学の副次的な効果として、「シンプルな生き方を習得する」ということをもっと意識したほうがいいと思います。日本にいると、友達たちや周りの人や社会からの影響を受けてシンプルではない選択をしてしまいがちです。オーストラリアでは多くの人たちが勝手に生きているので、少なくとも人の影響は受けません。自分でやりたいライフスタイルを作っていけばいいのです。

とは言いながら、今回引っ越しをして、4年間に増えたガラクタたちと格闘した反省をふまえて、僕もシンプルな生き方をさらに磨いていこうと思いました。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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