「選択」だけが人生だ

人生を決めるのは「努力」だと大人たちは若者たちに教え、「頑張りなさい」と言い続けますが、今の日本社会では、「努力しても、頑張っても報われないよな」という雰囲気が定着してしまっているので、この大人たちの教えはとてもむなしく響きます。

Home is that wayByjenster181


僕は人生を決めるのは「選択」だと思っています。僕が今、こうやってオーストラリアという国で会社を経営しているというのも、自分が自分の道を選択しだしてから、つまりは大学受験くらいからの選択の連続の結果なのです。今までの選択たちが成功か失敗かは誰も判断することは出来ないし、世間的な一般的な損得の評価よりも、自分らしく生きるための選択だったかということのほうが僕にとっては大切な判断基準だったと思います。

最近、若者たちと話をすると、自分らしい人生を歩んでいきたいと考えている人たちと多く出会います。自分らしい生き方を望んでいるなら、自分らしい選択をしていかなくてはなりません。みんながアメリカに行くからアメリカに行くとか、みんながインターンシップに行くからインターンシップをやってみるという選択をしているといつのまにか、空気を読むことだけが得意な大人になってしまうのです。

自分なりの選択は、その瞬間はリスクが高そうに見えるかもしれません。しかし、そもそもリスクの無い選択肢はなく、逆に他の人と同じような選択を繰り返していくことのほうが長い目で見るとずっとリスクが高まってくると思います。

僕の今までの人生の中で最良の選択だと自信を持っていえるのは、娘たちを日本の小学校に入れずにオーストラリアに留学をさせたことです。その選択をしたときには、多くの人たちに批判もされましたし、自分自身とても不安でした。しかし現在オーストラリアの大学で自分らしい道を歩む娘たちを見ると、その選択が最良のものだったと自信を持って話せることができ、今の仕事につながっています。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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