留学相談はオンラインの方がいいよ

週に1人くらい、留学エージェントと契約してしまったのだけど、何か違う気がする、これでよかったのかどうか?みたいな問い合わせがやってきます。契約してしまったら、その契約書に何て書いてあるのかを調べないといけないのですが、世の中の契約書って、大事なことを分かりづらく書いてあるんですよね。ちなみに、うちの会社の規約は超シンプルで、お金を払わない限り(つまり申込時点では契約ではない)契約をしたとはみなさず、申し込みをしても考えが変わったらキャンセルができます。でも多くの会社では、申し込みをした瞬間に契約が成立して、その後に解約しようとすると違約金(キャンセル料)を取るカラクリになっているようです。


だから、多くの会社は、対面でのカウンセリングをして、なんとしてもその場で申し込みをさせるという手法を使います。もう何十年も前から、そういうビジネスってありましたよね。本屋さんで綺麗なお姉さんに声をかけられて、英語は勉強しなくてはいけませんよ、みたいに説得されて英語教材を買わされたりとか、必ず儲かりますとか言われて金融商品を売りつけられたりとか。

そういう業界の営業の人って、相手をその気にさせる技術のプロですから、その人のホームグラウンド、つまりオフィスに行って会議室みたいなところに入ると、もう逃げることは出来ません。手を替え品を替えてあなたにサインをさせるのです。若者って、基本的にいい子が多いので、Noとはなかなか言えないのでしょうね。

そんな状況にならないためにも、オンラインでの留学相談をうまく活用してみてください。胡散臭いかどうかは、顔を見るとわかるでしょうから、実際にオフィスに行かなくても判断はできると思います。オンラインであれば、その場でサインをするということは回避できるので、じっくり考えて、自分のペースで意思決定を進めていってくださいね。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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