この週末は、アデレードの郊外で「アーモンド・ブロッサム・フェスティバル」というイベントがあるというので、美味しいアーモンドでも買えるのかと思って、行ってきました。僕は、木の上に住んでいた時代のDNAのおかげかどうか分かりませんが、ナッツが好きで特にアーモンドは大好物です。
しかし、フェスティバルは名前の通り、アーモンドの花が咲いたからみんなで楽しもうという企画のようで、子ども向けの移動遊園地とかが来ていて、あまり僕には関係のない世界でした。でも、驚いたのは、アーモンドの花って桜の花と見分けがつかないくらい似ているということです。調べてみると、桜もアーモンドも同じバラ科サクラ属だということで、兄弟?姉妹?なんですね。開花時期がアーモンドの方が桜よりも1ヶ月くらい早く、まだ寒い冬の間に花が咲くと言うことです。
花の美しさも、散った感じの儚さも、ほぼ桜と同じなので、これからは、桜の植樹の代わりにアーモンドを植えたら、実を食べる楽しみも加わって、良いんじゃないかと思うのは、僕だけなのでしょうか?桜は日本の国を代表する花ですから、そんなわけにはいかないのかもしれませんが、僕がもし、庭のある家に住んだら、絶対にアーモンドの木を植えて、少し早い花見も楽しみたいと思います。