物語を魅力的にするための留学

ある人と友達になりたいと思ったり、この人を採用してみたいと感じる理由には、その人の人生の物語が魅力的かどうか、ということがあると思います。

そしてどんな魅力的な物語にも、何かにむかって努力していると障害や難しい問題や危機が訪れて、苦しい状況になるけど、それを克服して成長するという展開が必要です。生まれてから、私の人生は苦労したこともなく、平和で幸せな人生ですという人が魅力的かどうかは、微妙なところです。

僕たちの会社のWEBサイトには留学生たちの体験談を数多く掲載していますが、その物語は、人それぞれ、本当に面白いし、魅力的です。でも、自分ではその魅力に気づいていなかったり、うまく言語化できないでいたりします。僕たちが体験談をお願いしたり、インタビューなどをすることで、いかに自分の経験が特別なものなのかを気づくという事もあるようです。そして、僕たちの仕事の一番面白いというかやりがいを感じるのが、そのような物語を一緒に言語化(最近は映像化も)していくことなのです。

せっかく留学をしても、「世界中の友達に会えました。カフェでバイトができて儲かりました。楽しかったです。」みたいな物語でもなんでもない体験談にならないように、留学のプランを一緒に考えていければと思います。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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