オージーらしい会社

今週は、ブリスベンに滞在して、留学生のお客様や、大学のマーケティング担当者、語学学校のマーケティング関係者の方々との打ち合わせが続きました。

マーケティング担当者と話をする時には、うち以外の競合の会社さんから、もっと学べることは無いのか?とか、他の会社で、うまいマーケティング戦略を行っている会社はないかを質問しています。

皆さん、うちの会社のパフォーマンスには満足していただけているので、それは良かったのですが、今回面白いエピソードが聞けたのは、うちの会社は他の日本の留学会社に比べて、いちばんオージーっぽいから仕事が楽、ということでした。


褒められているのかどうかは微妙なところですが、他の日本の会社さんは、週末も営業しているし、すごく細かい質問がやってくるし、夜遅くまで残業しているようだし、社員が疲れているようだけど、オーストラリア留学センターは、残業はしてないし、週末は休んでるし、社員は同じメンバーが何年も働いているので、細かい質問はほとんどないし、友達みたいに仕事ができて、easy going な感じということでした。それに社長は、また車で旅を始めたみたいだし!と笑われました。

僕たちは、大学や学校の担当者と良いパートナーシップを築くことをとても重要視しています。売ってやってるとか、これして、あれしてみたいに指示をすることもありません。常にパートナーとして、マーケティングについてクリエイティブな議論をすることを楽しんでいます。日本の商習慣って、あまりパートナーとして仕事をする機会って少ない感じがします。常にどちらかが上で、どちらかが下、なのです。僕たちの会社は、そんなメンタリティーを持っていないから、オージーな人々からすると、日本の会社には思えないような親近感が生まれるのかもしれません。

でも、週末働かずに、残業しないで、ちゃんとした利益が出て、社員にちゃんとお給料を払って、パートナーたちとは友達みたいに、楽しく仕事ができたら、それ以上、何を望めばいいのか、僕にはよく分からないのです。

ということで、来週はまた、山の方に向かいたいと思います。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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