バリスタだけでは食べていけない

ワーキングホリデーや長期語学留学をしている若者たちにとって、バリスタ講座って、不動の人気講座です。オーストラリアのローカルカフェでバイトを探すには、バリスタのスキルと接客用の英語力を持つことは大きなアドバンテージになります。ですから、このような講座は半年待ちとかにもなるくらい人気なのです。

しかし、日本に帰って、カフェで働いて生計を立てることを考えるなら、バリスタの技術だけで食べていくのは、傑出したスキルを身につけない限り、不可能です。それに、バリスタを10年以上続けて、給与がどんどん上がっていくということも無いでしょうから、もしカフェという世界で生きていきたいなら、どこかのタイミングで「ビジネス」ということを考えなくてはいけません。

僕はビジネスを学ぶというのは、何かやりたい方向性が決まった時に、その可能性を高めるために学ぶのがいいと思っています。将来会社を作りたい、勤めている会社で経営陣になりたい、新規事業を始めたい、カフェを持ちたい、お店をプロデュースしたい、そんな方向性や何かイメージを持った時からビジネスを学ぶと、学ぶことすべてが自分のビジネスに生きてくるのです。

ですから、もし、バリスタコースを学び、オーストラリアのカフェでバイトを始め、そのビジネスの面白さを追求したくなり、いつかカフェを経営したいと思ったら、TAFEなどの専門学校レベルでいいので、ビジネスやマーケティングのクラスを受講してみてください。きっと、将来に生きるヒントがノートいっぱいになると思いますよ。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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