ブルシット・ビジネス

しばらく前に、ブルシット・ジョブという言葉が流行りましたが、最近は、もう会社自体、ビジネス自体に成長の可能性を感じないものが増えている気がします。

例えば、弊社のサイトの問い合わせフォームにも、週に1回くらいは送られてくる売り込みは、「新規問い合わせの獲得に苦労していませんか?私たちにお任せください!」みたいなやつです。そのやり方では、どうみても新規顧客は獲得できそうもない手法で売り込みをするなんて、すごくシュールな感じです。うちのような小さな会社にも何社かから似たような売り込みがあるので、世の中にはそんな会社がいくつもあるのでしょう。うちのお客様たちが、そんな会社で働かなくて済むことを願っています。


でも、人口が減少し、市場自体が縮小している日本では、成長の可能性を見極められない会社が増えてしまうのもしようがないと思います。でも、市場に対する視点を変えて、良い商品や良いサービスを開発して、それを世界に売っていくことが出来れば、それは挑戦のしがいもあるし、世界に貢献することも可能です。グローバルビジネスというものが、ごく一部の人達のために機能して、多くの世の中の人々に幸せをもたらせなかった反省をもとに、ローカルビジネスの延長として、世界の人々にサービスを届けていくという発想が必要になってくるのだと思います。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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