試験を受けるマインドセット

オーストラリアで公立の専門学校であるTAFEや大学に進学するためには、英語力を証明しなくてはなりません。そのためにはIELTSやTOEFLなどの試験を受けて、合格するためのスコアを取得するか、あるいは大学附属や提携語学学校の英語クラスを指定された週数通う必要が出てきます。

面白いのは、多くの若者たちがそれらの英語の試験を受けるのではなく、語学学校に通うことを選ぶことです。IELTSを受けずに進学する方法を問い合わせてくる方も少なからずいらっしゃいます。そのような若者たちは、テストを受けることにすごく拒否反応を示すのです。試験というものにとても緊張するタイプなのか、試験にあまりいい思い出がないからなのかわかりませんが、試験を回避したいという思いは、今の若者たちの特徴なのかもしれません。日本の大学への進学も推薦入学が多いらしいですもんね。

試験で自分の実力を見せることよりも、真面目に勉強している姿を評価してもらう方がリスクが少ないという考え方は、これからの時代は通用しなくなってくると思います。やるべきことは早く終わらせて、新しいことにチャレンジする人の方が、言われたことはちゃんとやってますので評価してくださいという人よりも、組織は必ず評価するでしょうし、人間的にも魅力的な人が多いと思います。

このような仕事をしていると、様々な局面で、若者たちのマインドセットを観察することができます。リスクを恐れて、できるだけ先延ばしにするタイプの人に、今、まずはチャレンジして学んでみて、そこから次のステップに踏み出すことの大切さについて、僕も嫌われるリスクを恐れずアドバイスしていきたいと思います。

衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在はサンシャインコーストに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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