コミュニテイーという優先順位

今、多くの人々にとって、消費活動は自分を表現するひとつの手法になっています。つまり、どこで何を買ったかとか、どこで何を食べたかを、インスタにあげたときにいいねがつくかどうか?みんなが素敵!と言ってくれるかどうかが消費活動を選択する大切な要素になっているわけです。

でも、それって、自分のアイデンティティを表現しているつもりでも、企業のマーケティングに乗せられているだけなので、自分らしさを構築していくことにはつながりません。若いうちにそれに気づくことが、幸せになるための大切なステップになるのだと思います。

最近の僕の消費活動のテーマは、グローバル企業に貢献するのではなく、いかにコミュニティーに貢献するかということです。

食材は基本的に週末のファーマーズマーケットに買いに行きます。野菜や果物は、有機栽培で新鮮な方が、スーパーの野菜に比べて、やはり美味しいし、健康にもいいのだと思います。スーパーマーケットに行くのは、ミルクとか豆腐とかを買う時のみなので、滞在時間も短いです。
魚は地元の漁師さんたちがやってる魚屋さんに買いに行きます。その方達は、グレートバリアリーフの保護にも積極的に関わっているので、応援したくなります。オーストラリアには珍しいマグロの刺身があるときは、「今日はあるよー」みたいに声をかけてくれます。

朝にコーヒーを外で飲みたくなったら、家から歩いて5分くらいの同じカフェに行きます。バリスタも店員のメンバーもみんな顔馴染みなので、僕がソイ・フラット・ホワイト(豆乳入りのコーヒーってことです)を飲むことを知っているので、何も言わなくても準備をしてくれます。

ビールが飲みたくなったら、ライフセーバーたちのクラブであるサーフクラブに行きます。ここはNPOなので、収益はビーチを守るライフセーバーたちの活動に使われています。日本で言えば、ファミレスみたいに、週末は家族づれで賑わっています。

あとはタイのおばちゃんがやってる美味しいタイ料理屋さんとか、留学生たちとランチをするのはベジタリアンのカフェに行くことが多いです。

こんな感じで僕の活動範囲はとても狭く、でも選択肢が少ないからこそ、コミュニティーに深く繋がれて、友達(知り合い)が増えています。そして、僕にはこちらの生活の方が幸せを感じるのです。

留学生の皆さんも、自分が住むことになったコミュニティーにもっと繋がってみると、新しいオーストラリアの魅力を発見できるかもしれませんよ。

衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在はサンシャインコーストに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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