成功する問いかけのヒント

小さい頃、学校で習った問いかけとは
「なんでこうなるんだろう?」
ということ。それにうまく答えられる人が成績がいい人であって、いい学校・いい大学に行ける人だ。


テレビを見ていても、「日本経済が停滞する理由」とか「台風の被害が拡大した理由」とか、いつも誰かが何かの理由について話している。そして、僕たちは何となく分かった気になったりしていた。

ところが、大人になって社会に出ると、「なんでこうなるんだろう?」という問いかけは、ビジネスの世界ではほとんど意味がない。ずーっと理由を説明している人は出世できない。高度成長期にはそれでも生きていけた人もいるけど、これからの時代は残念ながら、そのような人にチャンスはない。

大人になってから必要な問いかけは、
「どうしたら、もっとうまくいくんだろう?」
ということ。

「何で売上が増えないんだ!」と怒鳴る上司に未来はなく、「どうしたら売上が増えるんだろう?」と意見を聞いてくる人たちがいる会社を選ばなくちゃいけない。もし、微妙な会社に入ったとしても、みんなで「どうしたら、もっとうまくいくんだろう?」と語り合うことで、会社の文化は驚くほど変わっていく。

理由を探すマインドセットを壊すこと、これがビジネスの世界で成功をしていく最初の一歩だと思います。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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