焦らないこと

これだけ長く国境が閉まっていると、そろそろ待ち切れない人たちが出てきています。大学生で就活の前になんとか留学をして、英語力や海外経験について履歴書に書きたいと考えている人たちや、ワーキングホリデービザの申請はしたものの、ビザの期限が近づいている方から、どうすればいいかという問い合わせも増えてきています。

そして、自転車操業で食いつないでいる留学エージェントたちは、少しでも早く申し込むとお得だと甘い言葉で営業をしています。また、いくつかの語学学校は信じられないくらいの安い価格をオファーして、少しでも資金を獲得しようとして躍起になっています。

でも、焦らないことです。

今のオーストラリアの政府の発言を聞いていると、大学生などの留学生たちが入国できるのは年明けくらいから、語学学校の留学生やワーキングホリデーの人たちが入国できるのは、その数ヶ月後でワクチンができてから、と考えるのが妥当なところです。

ですから、来年から大学や大学院に通いたい高校生や大学生は、今が情報収集や出願をどこの大学にするかを考えるには大切な時期ですが、語学留学やワーホリの人たちは、国境がいつ頃からどのように開いていくのかを確認してからでも遅くはありません。焦らずに、セミナーなどに参加して情報収集をしたり、自分でできる英語の勉強を地道に続けていってください。今は、何かを決める必要は全くありません。

また、休学を考えていた大学生の方々は、今年に渡航することは不可能なので、スケジュールを変えるか、大学卒業後に1年間の大学院留学を考えてみることをお勧めします。企業の新卒採用もこれから2年くらいは低調で厳しい状況が続くでしょうから、1年間あるいは2年間、ビジネスやマーケティングを大学院で学ぶことは就活を成功させるためにも、いい選択だと思います。休学できない!と焦る必要はなく、違う可能性を考えてみてください。

悩む必要がないことは悩まない、悩むタイミングでないものは悩まない、そんなマインドセットでいることの大切さを、中小企業の社長として10年間苦労をしていると自然と学ぶことができました。先が見えない時代がしばらく続くでしょうが、今やるべきことに集中して、落ち着いて有意義な時間を過ごしてくださいね。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在はサンシャインコーストに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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