悩まないで準備をしよう

留学前の若者たちからの問い合わせで興味深いのは「やっていけるか心配です。」というもの。確かに、海外で暮らしたことがない人や、高校生の時は英語が得意ではなかった人が心配になるのは自然なことなのかもしれません。あるいは、留学エージェントに相談するのだから、少しくらい悩んでいた方が優しくアドバイスしてくれるかもという戦略かも知れません。いずれにしろ、問い合わせの段階ですごく心配している人が多いのは、僕たちの会社のメッセージを考える上でとても気をつけなくてはいけないことだと思っています。


僕は、人生の中で、それなりに大きなチャレンジというものをしてきましたが、心配したということはほとんどありません。それは自信があるからとかではなく、「今、悩んでもしようがないことは悩まない」という理由なだけです。心配してもしようがないことは心配しない。それだけでストレスは随分と無くなります。未来が不安なら心配しないで、できるだけ準備をすればいいだけです。

見えない未来に対して、準備をすることと心配することは似て非なるものです。留学の準備は、お金を貯めること、英語の基礎を復習しておくこと、達成可能な目標を持つこと、目標に近づかないことはやらないと心に誓うこと、このくらいで十分です。留学に飛び出す半年も前に「現地で安い携帯電話を借りられるかどうか心配」する必要はないし、そんな情報を追っかける必要もないと思います。その時間は英語の復習をして、少しでも英語のレベルを上げて現地に行くと出会える人々や経験が違ってくると思いますよ。

 
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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