お米を食べる人々

アデレードは、フェスティバルシティーと呼ばれるくらい、毎週のように何かのイベントが行われています。留学に来て、リフレッシュしたいとか、友達と出かけたいという時には、ネタが尽きないとてもいい街だと思います。先週末には、家の近くで「Festival of Rice 」というイベントがあったので、少しお腹を減らして行ってきました。



その名の通り、お米を使った各国の料理を食べようというイベントなので、アジア、中東、南米からの人たちのコミュニティーやフードトラックがお店を出していました。こういう時に、日本食を食べてはせっかくの挑戦の機会を逃してしまうので、カンボジアとか、スリランカ、ウイグル地区、インド、フィリピン、そしてギリシャの料理を食べてみました。スパイシーなものから、もち米のデザートまで、晩ごはんがいらなくなるくらい、美味しい郷土料理?を満喫しました。



イベント会場では、アーティストたちがパフォーマンスを披露していたりして、想像していたよりずっと大きくてちゃんとしたイベントでした。日本人とオーストラリア人たちのそれぞれの楽器をミックスして新しい音楽を作っているグループもあったりして、他民族国家としての良い部分を見ることができ、なんとなく幸せを感じる空間と時間でした。





オーストラリアにいるのに、お店を出している人たちには白人はほとんどいなくて、「普段はあまり意識することのない世界の側面」を感じることができました。運営をしている人々は、みんな異邦人というか、この国ではお客様というか、礼儀正しい人たちです。今、日本も含めて、世界中で、移民の人たちに冷たい対応をするドメスティックな人々が増えている感じがします。その人たちの言い分は移民の人たちが社会を悪くしているというものですが、こんなイベントに参加していると、社会を良くしていこうと考えているのは、むしろ移民の人々たちなのではないかと思います。世界の人々が、それぞれのアイデンティティを大切にしながらも、どんどんミックスされていって、新しい社会を作り出すということが、ナショナリズムという名のもとに自分と違う人たちを排除する流れに対抗して、世界全体を平和にしていく方法なんだと思いました。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です