メルボルンのような都会の面白いところは、様々なイベントが開催されていること。
ちょうど環境問題などをテーマにした映画祭が開催されていて、最終日だったのですが、ラッキーに観にいくことができました。
その映画祭を締めくくる、僕が観た映画は「セレンゲティ・ルール」
で、自然界の繋がりにおいて、重要な役割を果たす生き物が外れるとその地域の自然全体が崩壊していくけれど、逆に、その生き物が何かを人間が把握し、それらが復活していくと自然全体が再び繁栄していくという内容を何人かの科学者の研究から紹介しています。
数人の科学者たちが別々に研究していたテーマがある鍵となる人物によって繋がってくということも面白かったし、繋がりを注意深く読み解いていくという姿勢は、自然科学だけではなく、ビジネスや政治や組織など人間の世界や、技術の世界にも応用できるに違いないわけで、今日からの僕の生き方が少し変わった気がします。
シドニーにもこの映画祭が行くようですので、シドニーにいる人は観てください。日本で上映されるのかどうか、よくわかりませんでしたが、映画の元になった同名の本はすでに翻訳もされているようです。
これからも時々、都会にやって来て、知的な刺激を受けることを楽しみたいと思います。