消費税より罰金?

先週、ニュースを見てたら、7月1日からクイーンズランド州の交通違反や、禁煙区域での喫煙の罰金が上がるということでした。オーストラリアの交通違反取り締まりは、最近はカメラで行われることが多いので、いきなり郵便で罰金の請求書が届きます。罰金の額は、日本の2倍以上、10キロくらいのスピード違反だと250ドルくらい支払います。


昨年、車で旅をしていた時は、住所をゴールドコーストのオフィスの住所にしていたのですが、そこにニューサウスウエールズ州からの交通違反の請求書が届き、経理のスタッフから、「違反切符が届いてますよ」というメッセージが届き、渋々ネットバンキングで罰金を支払いました。僕の免許証、車のナンバー、住所、銀行口座、など、すべての情報はリンクしているので、すぐに支払わないとロクなことにならない感じです。

そう考えると、オーストラリアの違反取締りのシステムは、かなり生産性が高いと思います。カメラ撮影、ナンバーをデータベースで検索、請求書送付だけ。人が介在していないので、「妻が身重で、、、」みたいな泣き落としも効かないし、払わないと何が起きるかもわからないので、仕方なくみんな支払ってるんだと思います。

そして、何よりいいことは、そんな厳しい取締りのおかげで、オーストラリアのドライバーたちは日本のドライバーたちよりも、ずっとマナーがいい感じです。もちろん、ある確率で変な人はいますが、イライラしてあおり運転みたいな人は、すごく少ないと思います。(僕が田舎に住んでるからかもしれないけど)

日本は、中学とか高校のくだらない校則を厳しくすることは止めて、交通違反、特に学校区域や高速道路でのスピード違反の罰則を、どんどん厳しくして、罰金を徴収してしまえばいいと思います。もしかしたら、日本の自治体などの財源不足の救世主になるかも。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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