フットワークは軽く

2月に入ってから、サンシャインコーストなんて素敵な名前なのに、今年の夏は雨が続いています。特にここ数日の豪雨のおかげで、洪水が起きている地域もあるようです。連日、ニュースでは水浸しになった町や家の様子を放送しています。コロナウイルスの感染拡大を逃れて、ニューサウスウエールズ州やビクトリア州からこの地域に引っ越してきた人たちも多いのですが、こんなはずではなかったと考えている人たちもいるのかもしれません。


そして、ヨーロッパでは21世紀なのにもかかわらず、普通の人たちからすれば全く合理的な理由のない戦争が始まっています。何十万ものウクライナの人々が、安全を求めて移動をしています。もう何週間も前から、戦争の可能性は伝えられてきたのに、実際に始まらないと動かなかったというのは、多くの人々からすれば、まさかそんなことは起こらないと思っていたからでしょう。

しかし、世の中は、全く合理的ではないし、常識では考えられない人もいっぱいいるし、危機はしょっちゅう、こちらの都合など関係なくやって来ます。それに対して、どうやって翻弄されずに生きていくかは、フットワークを軽くして、いつでも逃げたり、方向転換できたりする能力やスキルを身につけておくことなのかもしれません。

大切なものだけを持ち、大切な人とだけ付き合い、1年くらいは生きていけるお金を持って、旅のような人生を送っていくことも、これからの選択肢の一つになっていくのでしょう。若い時に留学をするのは、そんな人生を送るためのスキルも養ってくれると思います。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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