バイロンベイ・イングリッシュ・ランゲージ・スクールのマイケルはヨーロッパで出会った奥さんと一緒に20年前に、この場所に学校を作りました。バックパッカーの1室から始まった学校は現在はそのバックパッカーの建物全体が学校に変わり、バイロンベイの街に欠かせない存在になっています。
自然とともに自由に生きたい、スピリチュアルでかつオーガニックなライフスタイルを確立したい、そんな多くの若者たちが憧れる生活を目指す人々たちが作り出してきたバイロンベイという街に魅力を感じて集まってきたスタッフや教師たちが、この学校では長く働いています。ですから、チームは安定していて、家族のような感じです。僕たち留学エージェントはそんな雰囲気の学校を信頼して、お客様に紹介しているのです。
朝から晩まで詰め込みで勉強するとか、英語を話さないと罰則があるとか、そんな堅苦しいところはない学校ですが、コミュニケーションの楽しさを感じるところがこの学校で学ぶモチベーションになっている気がします。受け身ではなく、自立した積極的な人に合っている学校であり続けたいとマイケルは考えているようです。
僕たちは、半年に1回くらいお茶やランチをしながら、マーケティングのこととか、小さな組織の経営の仕方とか、ライフスタイルのこととか、スポーツのこととかをとりとめなく話すことで、お互い何かを学んでいる気がします。オーストラリアの小さな街で、存在感のある学校をゼロから作り上げた彼の話は学ぶことが多く、僕の会社の経営にとても参考になっています。
この旅の帰りにもバイロンベイには寄ると思うので、半年後にまたコーヒーを飲むのを楽しみにしています。