誰かを助けてみよう

ほぼすべてのビジネスは、誰かに役に立つこと、誰かを助けることによって成立しています。
ということは、ビジネスセンスを磨くということは、人を助けるセンスを磨くと言えるかもしれません。


「誰かを助けるなんて、私には、、」と思ってる人でも、友達の恋愛の相談にのってあげたり、旅行の計画を考えたり、様々なところで誰かを助け、役に立っています。その助けている場面を分析していくことで、自分の得意な分野を活かすことを意識できるようになります。例えば、ホームパーティーで料理が得意なら食事担当、情報収集が得意なら買い物担当、デザインが得意ならデコレーションや招待状作成担当、など自然と役割分担もされているのですが、ほとんどの人は、このような自分の得意分野というものを意識していません。今日からそれを意識してみることで、自分のキャリアの方向性が少し見えてくるかもしれません。

オーストラリアに留学に来ると、もちろん自分にも困ったことは必ず起こりますが、世界中から来た友達にも困っている人がたくさんいます。そんな時に「なんか困ってることない?大丈夫?」と声をかけることは、新たな可能性を発見するための効果的なステップです。日本人では困らないようなことも、他の国の若者は困っているかもしれないし、日本人ならではの悩みも発見できると思います。

もちろん、すべての他人の悩みを解決してあげることはできませんが、「ごめん、それは無理。」と Noと言う練習もできるし、周りを巻き込んで解決することで交渉力もつくなどの副次的な効果もあるので、ちょっとだけ首を突っ込んでみて、自分に何ができるか試してみてください。そんなことを続けていくうちに、いい友人もできるし、新たな自分自身を発見できると思います。



衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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