エスカレーターの不思議

先々週から、日本に滞在して、今夜の便でオーストラリアに戻ります。日本に帰ってくると、日本の不思議なことシリーズみたいなネタを考えるのですが、今日は、その一つの「エスカレーター」。


日本では、だいたいの場合、片側をあけて、東京で言えば左側にみんなが並びます。通勤ラッシュで混んでる時はそのおかげで、エスカレーターに乗るまでに1分とか2分とか待たなくてはなりません。

それだったら、時間も早いし健康にもいいんだから、怪我とかしていない人は階段を歩いた方がずーっと生産的なのにもかかわらず、みんな効率の悪い片側通行のエスカレーターに並んでいます。なぜなのでしょう?

僕の解釈としては、エスカレーターを利用した方が楽だから、エネルギーを節約できるから、つまりお得だからということなんだと思います。せっかく、そこにあるんだし、無料だし、動いてるんだから乗った方がお得、ってことのような気がします。ご意見のある方、教えてください。

日本での違和感は、なんでもお得なものを探している雰囲気です。オーストラリアでお得な大学はありませんか?みたいなことを聞かれても、教育は結局は頑張って多くを学んだ人がお得ですよとしか答えられないのですが、「私に合ったお得な学校を探してください」という問い合わせは、不滅です。

パースのエディスコーワン大学のスポーツ科学の野坂教授曰く、階段は降りる方がトレーニングになるそうですので(興味のある方はこちらのビデオを)、少なくとも下りはエスカレーターではなく階段を使うことをお勧めします。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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