袖ふれあうも

実は日本に短期間、帰ってきていました。今は羽田空港にいて、これからオーストラリアに戻ります。今回のメインの目的は、日本の免許証更新だったので、それは簡単に終了し、あとは友人と会ったり、お客様と会ったりして、とても蒸し暑い日本の夏を楽しみ?ました。きっと次に日本の夏を経験するのは5年後の免許更新だと思います。(本当に暑かったです。)


さて、オーストラリアでの生活が12年目となった僕が、東京に帰ってきて少し気になるのが、人々の間で、ちょっとした会話がないこと。コロナのせいなのかもしれませんが、人々はたくさんいるのに、奇妙な静寂が少し不気味です。例えば、バスや電車に乗っていて、何も言わずに人をかき分けて降りようとする人々。エクスキューズ・ミーの一言を言えば、もっと社会は優しくなるのにと思います。

オーストラリアでは、マーケットのベンチで隣に座った人と、どこの屋台が美味しいとか、日本から来たの?とかちょっとした会話を楽しむことが日常です。会う人全員と話すわけではないけど、目が合ったら挨拶をして、少しだけコミュニケーションを楽しみます。そんなことが、オーストラリアの社会を温かくしていると思います。

ですから、僕は日本でも、カフェで隣に座った人、バス停で一緒に待っている人、井の頭線で隣に立った40歳以上若い高校の後輩などに、平気で声をかけて、少しだけ会話を楽しみます。(もちろん、怪しげな人に思われたくないので、会話しても大丈夫そうな人に声をかけます。)たった、1分にも満たない時間でも、それは僕を少しだけ幸せにしてくれます。変なおじさんに声をかけられても、これも他生の縁だと思うとあきらめがつくかと思いますので、つきあってくださいね。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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