留学で失敗しない方法

おかげさまで、毎日留学の問い合わせを多くいただいていて、僕も新規の問い合わせの担当をしているのですが、僕が担当するのは、まだどんな留学をしたら良いのか悩んでいそうな方々です。そして、そんな人たちの何割かは、本当に自分の中から留学に行ってみたいと思っているわけではなく、留学ってどうかなあと周りの人に聞いたら、行った方がいいよと言われて考え出したという人たちです。


そんな時に、留学エージェントとかに行くと「行かないで後悔するより、行きましょう。」「今、行かないと、チャンスを逃すことになるよ」「就活に活かすために、多くの大学生が留学してますよ。あなたは行かなくていいの?」みたいなことを言われ、いくつか留学エージェントに話を聞いてみたいとうちのサイトにも連絡してきたということです。

そんな人たちに、僕がお話しするのは、留学に行かないと就職で不利になるのではないかとか、英語が話せないと転職できないのではないかというような不安から生まれた動機であれば、今は留学は止めておいた方がいいのでは?ということです。留学には誰にも適齢期みたいなものがあって、このタイミングで行くべきだと分かる時があると僕は思っています。高校生の何割かにとっては大学進学のタイミングだし、社会人であれば、ビジネスのことや自分の将来のことが見えてくる入社5年目くらいだと思います。

ですから、焦らないでも大丈夫です。そして、人生の先輩からのアドバイスとしては、不安を煽ってきたら、絶対にその人を信用してはいけません。「あ、この人、不安を煽ってきたな」と思ったら、とっとと話を切り上げて、逃げましょう。怪しげな金融商品も、怪しげな宗教も、怪しげな留学エージェントもみんな同じ手法です。人々の弱いところに、うまく入り込んできます。留学でも人生でも、失敗しないための大切なルールだと思います。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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