資料請求はごめんなさい

お客様からのお問い合わせで時々あるのが、「なんでもいいから資料送ってください」というものです。資料の厚さとか、デザインの良さとか、情報量で留学先やエージェントを比較して、検討するのでしょうか。


残念ながら、私たちの会社では資料請求用の資料というものを制作していません。また、お送りできる紙の資料もとても限られたものしか用意していません。

理由はいくつかあります。

まずは、広告費を出来るだけ削減して、お客様に対して入学手数料無料、現地サポート料無料を維持するためです。私たちの会社では、留学に対する手続き、そして現地でのサポートもすべて無料ですので、絶対に私たちに依頼をしたほうがお得だし、安心です。このビジネスモデルを維持するためには、広告費を投入して留学生を集めるのではなく、しっかりとしたWEBサイトを構築する事で信頼を得ています。詳しくはこちらのビデオを見てみてください。

次に、学校情報というものは日々変化しています。ですから一般的な情報が記載されている学校パンフレットみたいなものは、本当の意味での情報ではないと私は考えています。昔は電話帳に価値があったように、留学エージェントは学校に広告費を出させて分厚いパンフレットを制作していましたが、今では過去の遺物です。最新情報はサイトで確認したほうが正確だし情報量が圧倒的に違うのです。

ですから、あえて、印刷物の資料を制作しなくても、サービスのレベルはそれ以上のものが提供できていると自信を持っています。

そして、最後は環境保護に少しでも役に立ちたいからです。私が18年前初めてオーストラリアに仕事で来たときに、どういう訳か、パースの環境保護の方たちと話をする機会がありました。その当時オーストラリアの森林は、日本企業によって大量に伐採されていたのが大きな問題でした。そんな状況を少しでも解決するために、私は彼らの依頼で、日本の商社や製紙会社に対してオーストラリアの森林伐採を中止してほしいという文書を日本語に翻訳したのです。

日本に行くと、本当に多くの書籍や雑誌や無駄なチラシやカタログなどが氾濫しています。どんなにリサイクルが進んでいたとしても、最初はどこかの森林が伐採されています。グローバルなマインドを持つというのは、自分たちの暮らしが世界にどのような影響を与えているかの想像力を持つ事です。たいして役に立たない資料が、かつては世界のどこかの美しい森林だった事を忘れないためにも、私たちはパンフレットというものを今後も作らないと思います。

 
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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