社会を変えるステップ

オーストラリアではこの週末に総選挙が行われます。今回の選挙では、9年ぶりに労働党が政権を取るかどうかに注目が集まっています。

オーストラリアで選挙が行われるたびに考えるのが、投票は権利なのか義務なのかという問題です。オーストラリアでは投票に行くことは国民の義務だと考えられていて、投票しないと罰金が科せられます。罰金と言っても2,000円くらいの話なのですが、それを期日までに払わないとまたさらに高くなって裁判所に呼び出されたりするようです。そんなシステムのおかげで、オーストラリアの投票率は90%くらいを維持しています。

日本はご存知のように、投票率は50%に達しません。そして、投票に行くのは年寄りばかりなので、政権を担っている政党のマーケティングとしては、年寄りに優しい政策を打ち出せばいいし、投票しない若者の未来なんて考える必要もないのです。そんな状況では、長期的な視点を持って、国民の生活を良くしていこうなんて不可能ですよね。

選挙を開催するには、たぶんすごくコストがかかると思います。有権者ひとりあたりにかかるコストって幾らくらいなんでしょう?棄権する人たちに、棄権するなら少なくともそのコストは負担してねと罰金という税金を納めてもらうなど、オーストラリアのように、ある程度の強制力を持たせないと、いつまで経っても投票率は低いままで、爺さん婆さんにウケの良い政策が続いて、これから先も若さが感じられない社会が続いていくのだと思います。

このブログを書くにあたり、国民の権利とか義務について調べたのですが、日本国民の義務は教育・勤労・納税だと、小さい時に学んだことを思い出しました。でも今の世の中、学びたくない、働きたくない、税金払いたくない人がいっぱいいる感じですね。これから、いったい、どうなっていくんでしょう。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在はサンシャインコーストに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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