社会を支える人々

オーストラリアで暮らしていると、さまざまなところで、日本との違いに気づくのですが、その一つがブルーワーカーの人々が元気そうに見えるということです。ビルや家などの建築現場、道路の工事、草刈りや街路樹の剪定などの仕事、そんな仕事をしている人たちは朝早くから現場に行って、元気に仕事をしています。給料もしっかりと設定されているので、オフィスで働く人たちと変わらない収入があるのだと思います。もちろん、体が資本の仕事なので、大変だと思いますが、オフィス仕事をしたくない人々もある割合ではいるのですから、その人たちがちゃんと生活していける仕組みがあるのがオーストラリアの安定した社会を作っていると思います。

日本社会では、そのような人々の扱われ方が、不公平な感じがします。若者たちで、そのような仕事につきたいと考える人たちは少ないでしょうし、そのような仕事をしている人たちの年収は平均以下かもしれません。でも、社会を支えているという意味では、大企業のほとんど生産性が無いおじさんよりも、ずっと社会のためになる仕事をしているわけで、仕事の価値としての対価が収入とするなら、仕事をしてないおじさんよりも、給料は高くあるべきだと思うのです。

ブルーワーカーの方達の仕事でも、自動化やAIに脅かされる仕事もあるとは思いますが、よく考えてみると普通のオフィスワークに比べると、ずっとマニュアル化しづらい仕事が多いことに気づきます。まずは、そのような社会を支える人々の賃金を上げて、しっかりとした生活を可能にすることが、優しい社会に向けての第一歩になると思います。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在はサンシャインコーストに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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