一期一会のスキル

コロナの時代、そしてポストコロナの時代において、きっと今までと大きく違ってくるのは、人と直接会ったり話したりする機会が減ると言うことだと思います。つまり、会って話をする機会と言うものが、今まで以上に貴重な瞬間になってくるのだと思います。


その貴重な瞬間に、相手にどのような印象を持ってもらうのか。それは、ちゃんと考えて自分の強みとして持っておいたほうがいいことだと思います。

その強みは人それぞれでしょうから、正解はこれですとは僕からは言えませんが、たぶん僕の強みであることを共有しておきます。

一つはパッションがあると言うこと。僕にとって、新しい人との出会いは、仕事とテニスに限られてきます。それ以外で、新たな出会いは必要がないので、誘われても出かけません。でも、仕事とテニスに関しては、誰よりもパッションがあるので、1時間くらいのミーティングや、テニスのプライベートレッスンでほとんどの人やテニスコーチは僕のことを好きになります。この年齢になってしまうと、ほとんどの場合僕よりもずっと若い人たちなので、「こんな元気で熱いおっさん(おじいさん)がいるんだ!」と思われることが多いです。(松岡修造には負けちゃうかもしれないけど)

もう一つは、さまざまなことについて勉強をして、あるいは話題になりそうなことについて勉強して、引き出しを多く作って、会話を楽しいものにすることです。そして、その引き出しは別に自分で何かを披露するための引き出しではなく、良い質問をするための引き出しがいいのです。良い質問は、必ず人間関係を良好にしてくれます。

この二つの強みといつも笑顔でナイスにしていれば、友人は増えていきます。でも、知り合いの数を増やすことが目的ではなく、良い時間を共有するための同志みたいに考えるのがいいのではと思っています。まさに一期一会の世界だと思いますよ。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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