自然とのソーシャル・ディスタンス

オーストラリアでは、現在、同居家族以外の人との物理的な距離を1.5メートル取ることを義務付けられていて、それをSocial Distance と呼んでいます。友だちと話すときも、2メートルくらい離れて、なんかよそよそしく話をしています。

今回の新コロナウイルス問題では、多くの方々が生き残ることだけを(生物学的にも社会学的にも)考えていらっしゃると思いますが、僕たちはここから様々なことを学んで次に生かしていきたいところです。

そもそも今回のコロナウイルス は新しくできたものではなく、すでに動物の中で生きていたウイルスに、人間が新しく出逢ってしまったことが「新」なので、出逢うべきウイルスくんだったのかが最初の学びだと思います。

そう、つまりは出逢うべきウイルスではなかったわけです。世界の誰かが、コウモリか何かに近づきすぎたのが原因なのです。それは純粋に好奇心だったのか、偶然だったのか、アクシデントだったのかはわかりませんが、食べちゃったり、触っちゃったり、殺しちゃったりしたわけです。

ここでもう一度人間と自然との距離を考えてみるべきなんだと思います。僕たちは自然に生かされています。多くの人たちが自然をリスペクトし、全ての人が自然の恩恵で生きています。しかし、それは全ての自然に踏み込んでもいいということではなさそうです。

自然にはまだまだ僕たちの知らないパンドラの箱が残されているでしょう。それらを開けてもいいのか、開けるならどう開けるのか、自然とのSocial Distance(この矛盾した言葉遊びはけっこう気に入っています。)を保ちながら、学び、知恵をつけていかなくてはいけないのです。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在はサンシャインコーストに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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