アデレードの春の生活

アデレードに住み出して、半年が過ぎました。冬は雨が多くて寒かったけど、春になって雨の日が減り、少しずつ天気が安定して暖かい日も増えてきました。春のアデレードでは、さまざまな花たちが咲き誇ります。家の近くのアデレード大学のワイン醸造学のキャンパスには、バラ園があって、そこにランチを持って行って食べるのが最近の僕たちのお気に入りです。そこに行くと五感で春を楽しむことができます。陽射しの暖かさ、そこだけ空気が違うと思えるくらいのバラたちの甘い香り、風が吹いている感触、鳥たちの声、さまざまな色のバラたち、おにぎりとお茶で十分なくらいの贅沢な時間です。



そして、10月からは夏時間になり、日の入りが遅くなってきたので、早寝早起きの僕も少し夜のイベントにも参加するようになってきました。今月はタウンホールで行われたたくさんのキャンドルの中でオーケストラが演奏するコンサート、アデレードフィルムフェスティバルでまだ日本では公開されていない役所広司主演の「Perfect Days」という監督はヴィム・ベンダースの日本映画?を観てきました。サンシャインコーストに住んでいた時は、夜に出かけることはほとんどありませんでしたが、アデレードでは少し都会の生活も楽しんでいます。


アデレードという街は日本の若者たちにはほとんど知られていないし、日本からの直行便も無いのでやって来るのは大変だし、日本の留学エージェントも僕たちしかいないのですが、留学にやってきた若者たちはほぼ全員、アデレードが大好きになって帰っていきます。自然の美しさと文化的な都会の生活がうまくミックスされた環境だと思うので、友人たちに「どこ?それ?」とか言われても気にしない人は、留学する街として、検討してみてくださいね。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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