日本の大学に入学していざ勉強を始めてみると、もっと違った分野の勉強がしたくなることもあるかと思います。あるいは就職してからも、大学時代の専攻とは関係ない勉強がしたくなることもあるのではないでしょうか?特に世界に目を向けるようになってくると、国際関係とか環境学などは、文系理系を問わず興味が出てくる分野です。
オーストラリアの大学では「Study Abroad」と呼ばれる、休学留学用のプログラムが用意されています。英語力がある海外の留学生たちに対して、基本的には4科目の聴講が可能です。もちろん、テストも受けて単位を取ることもできるので、日本の大学が認めるのであれば、単位の認定留学にもつながります。
このプログラムのいいところは、日本でどんな学部にいるかは関係なく、好きな科目が取れるということです。(医学関係など、特別な知識が必要なものは対象にはなりません)ですから日本で経営学を学んでいる人が環境学とか、日本で科学を勉強している人がアジア学を勉強することなどもできるわけです。日本では、高校の時から文系とか理系とか分けられて、壁ができていきますが、面白いと思う学問に壁なんか作る必要はありません。
必要なのは英語力だけ。ちゃんと英語を勉強して(IELTSで6.0あるいは6.5)、ぜひ1年間オーストラリアの大学で学んでみてください。社会人の1年留学だって大丈夫です。社会人イコールワーキングホリデーと考えるのではなく、本当に興味のある学問を1年間チャレンジするという選択肢も考えてもらえればと思います。