自然の中をひたすら歩くということ

タスマニアに来てから、ほぼ毎日、国立公園のような場所を数時間歩いています。


特に予備知識もなく、近くのおすすめのウォーキングトラックを探したり、Airbnbのオーナーに聞いて、歩きに行くだけです。最初の頃は仕事のこととか、将来のこととか、いろいろ考えていたのですが、こんな日々がただ続くので、だんだん考えることも少なくなってきました。

何も考えないで歩いていると、自然の鼓動というか波長というか、何か不思議なリズムを感じるようになります。流れる風の大きな動きの中でそれに反応している木々の枝や葉や草たちや、鳥や虫たちが奏でる音たちと足音だけしか聞こえない世界です。そのリズムを楽しんでいると、自然の一部になっている自分を発見します。

きっとこんな感じが、瞑想とかマインドフルネスとかで得られる感覚なんだろうなあと思いながら、毎日ひたすら耳をすましながら、遠くを見ながら歩いています。

タスマニアは人気の国立公園に行っても、あまり人に会いません。日本では山登りに行列ができるそうですが、自然とじっくりと向き合いたいなら、夏のタスマニアはオススメですよ。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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