留学カウンセラーに欲しい人

僕の会社は約20人の小さな会社ですが、月に1人くらいのペースで、弊社で働いてみたいという問い合わせをいただきます。特にオーストラリアに留学をされた方からの連絡が多いので、オーストラリアでの留学がその人の人生にとってとても有意義なもので、その経験を多くの人に伝えたいという志を持たれることはありがたいことだと思っています。


残念ながら、弊社では募集しているタイミングはとても少ないのですが、どのような方を求めているかを書いておくことで、留学後の就活にヒントになるかもしれないと思ったので、ご参考まで。

学歴・英語力

ビジネスの場で使える英語力があること。TOEICが900点でなくてはいけないということはありませんが、ケンブリッジ英検のFCE以上は欲しいところです。使える英語の試験という意味ではケンブリッジ英検が総合力を測る上で、一番いいと思っています。それから、英語でも日本語でも同じですが、品のあるコミュニケーションができることがビジネスでは大切だと思います。

オーストラリアの大学や大学院を卒業した方は魅力的ですが、次に書く、社会人経験のある方が重要だと思っています。ただ、オーストラリアでしっかりと苦労して学んだ経験があり、それを将来のお客様に語れることは必須です。

社会人経験があり、苦労し、かつ成功体験のある方

私たちのお客様の半分は社会人の方のキャリアチェンジであったり、ワーキングホリデーの方々です。そのような方にアドバイスできる、社会人経験のある方(できれば日本で)で、小さなことでもいいので自分らしさを発揮して何か成功体験をされた方を求めています。

日本の幾つか(多くの?)企業は人を活かすことができない経営をしていますが、どんな環境でも自分なりに工夫をしてきた方が成功すると思いますし、人間としても魅力的なのだと思います。

発信する力

うちの会社で一番必要なスキルは、発信する、あるいは市場とコミュニケートするスキルです。WEBサイトの記事やブログを書いたり、体験談のインタビューをビデオで撮影したり、大学のマーケティング担当者とマーケティングのアイデアを作り、それをWEBやSNSで発信できる力です。

「しつこくて、うざい」くらいの営業力を求める競合の留学会社もあるみたいですが、うちでは営業力よりも発信力を重視しています。

すでに今の時代は事務処理能力よりも、正しい発信力がある人を求めている企業が多いと思いますし、それを求めていない企業は微妙なんだと思います。ですから、世の中に対して正しい姿勢で発信する習慣を留学中に築くことは、発信したくなることが山ほど有る留学中に一番しなくてはいけないことなんだと思います。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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