腕時計ってなんだったんだろう?

オーストラリアに住むようになって、すでに10年近くになりますが、東京で暮らしていた時と変わったことのひとつは、腕時計というものをしなくなったことです。もちろん、スマホの普及で、日本でも腕時計をしなくなった人も増えているでしょうし、Apple Watchのように時計以上の機能を持った腕時計をしている人も多いとは思います。

でも、オーストラリアではどうも日本とは違った時間が流れている気がします。ですから、時間を気にして時計をチェックしている人たちの数は、シドニーなどの都会であっても、東京に比べると随分と少ない感じでした。時計を見ながら焦ってる雰囲気の人はいないし、時間に遅れそうで走ってる人も見かけません。

考えてみると、僕たちの世代は中学生になった時に、みんな腕時計を買ってもらい、自分で時間を管理するのだという意識を植えつけられました。それって、すごく大人になった気がして、嬉しいことだったのですが、実は社会の時間に管理されるために時計を持たされたとも言えます。それから30年、僕は社会の時間のルールにちゃんと合わせられるように、時計を見て自分を管理し、遅刻をしないで学校や会社に行き、時間に追われながらサラリーマン生活をエンジョイしていたのです。

オーストラリアに来て、腕時計をつけなくなって、最初は違和感もありましたが、時間に対する考え方も変わりました。時間に追われるのではなく、時間を気にせず楽しむようになったのです。時間を守ることに気を使うことより、一緒にいる人を楽しますために気を使った方が健全です。

日本で時間を気にせず生きるのは難しいのかもしれませんが、オーストラリアに留学に来る時には、時計を外して来てくれると、さらにオーストラリアの生活を楽しめるかもしれませんよ。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在はサンシャインコーストに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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