明けましておめでとうございます。
2013年は、おかげさまで会社もさらに成長し、今期は3年連続の増収増益もほぼ確実となっています。5年前に会社を引き継いだ時からは考えられないくらい強く、信頼される会社に成長してきています。私たちのサービスを利用していただいた皆さん、学校関係者の皆さん、オーストラリア政府の皆さん、そして一緒にこの会社を作ってきた仲間たちにあらためて感謝いたします。
そして私たちは、これからもさらに強く成長していきます。そんなときに、リーダーとしての私の役目はなんなのかをこの年末に考えていました。
思いついたキーワードは「正直に」ということ。今までは嘘をついていたの?ということではありません。ただ、嘘はついていないけど、気を使ったり、空気を読んだり、波風立てないような大人な対応はしていたかもしれません。
今年は、いけてない学校にはいけてないと言い、もったいない時間を過ごしている留学生にはもったいないと言い、もっと成長できるスタッフには新たなチャレンジの機会を作りたいと思います。すべてを正直に伝えるという事は、その発言に対して自分で責任を負うという事です。私たちの会社は、その準備が出来てきたし、私自身にも、このビジネスに入って5年間、「業界」というものに属さないで、自分なりにこのビジネスで大切なことについては誰よりも考えてきたという自信があります。
一人でも多くの若者たちが、オーストラリアでの留学や生活で人生が楽しくなるようなきっかけを得てもらえるように、出会う人すべてとしっかりと向き合っていきたいと思います。今年もよろしくお願いします。
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留学を転職に活かす3つの目標
先日、日本に出張していたときに、転職エージェントのトップの方とお話をさせていただく機会がありました。転職するにあたり留学生の何が評価されるかを、転職のプロから聞くことができたので、シェアをしておきます。私たちも以下のことに気をつけながら、留学中のサポートをしていきたいと思います。
ICTE-UQ
ビジネスで使えるレベルの英語力
日常会話に困らないレベルの英語では、転職に活かせる英語力とは言えません。英語を使う仕事につきたいと多くの方が考えていますが、ビジネスの世界で使える英語は友人たちと話す英語とはかなり違います。友達と話す日本語で採用面接は通らないのと同じです。敬語に近い表現もあるし、しっかりとトレーニングを受けておく必要があります。また、英語でのプレゼンテーションや何かを論理的に説明するなどのスキルも必要です。語学学校の中にはビジネス英語クラスを開講しているところもあるので、ぜひチャレンジしてください。
異文化の環境で苦労したり、問題の解決について語れることがあること
現在、多くの日本のメーカーやIT企業では海外で活躍できる人材を探しているそうです。しかし、なかなかいい人が見つからないとのこと。候補者には英語力はそれなりの方は多くいるのですが、単に英語力だけでは採用されません。日本から現地に派遣されて、相手の国や企業という異文化で相手の状況も理解しながら問題解決が出来る人が求められているということです。今では昔と違って、日本のやり方を現地で教えてやるという発想では通用しないのですよね。こんなときには、オーストラリアの学校で様々な国籍の仲間と過ごした経験が活きてくると思います。
そして、何かひとつ人と差別化できること
これは特別な資格ではなくてもよく、自分の強みや得意なことを人と差別化してアピールできるかが大切だと言うことです。図面が描けるとか、プログラムが作れる、プレゼンテーションが得意、私だったら新規事業を立ち上げるのが得意などなど、自分がしっかりとできることをうまく表現する必要があるそうです。このポイントって私も多くの留学生に接していて感じることなのですが、みんないいものを持っているのに、なかなか上手く表現できていなかったり、そもそも自分の良さに気づいていないことが多いと思います。自分のどの部分を研ぎすましていくのか、そんな話も留学中に出来ればと思っています。