留学を転職に活かす3つの目標

先日、日本に出張していたときに、転職エージェントのトップの方とお話をさせていただく機会がありました。転職するにあたり留学生の何が評価されるかを、転職のプロから聞くことができたので、シェアをしておきます。私たちも以下のことに気をつけながら、留学中のサポートをしていきたいと思います。
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ビジネスで使えるレベルの英語力


日常会話に困らないレベルの英語では、転職に活かせる英語力とは言えません。英語を使う仕事につきたいと多くの方が考えていますが、ビジネスの世界で使える英語は友人たちと話す英語とはかなり違います。友達と話す日本語で採用面接は通らないのと同じです。敬語に近い表現もあるし、しっかりとトレーニングを受けておく必要があります。また、英語でのプレゼンテーションや何かを論理的に説明するなどのスキルも必要です。語学学校の中にはビジネス英語クラスを開講しているところもあるので、ぜひチャレンジしてください。

異文化の環境で苦労したり、問題の解決について語れることがあること

現在、多くの日本のメーカーやIT企業では海外で活躍できる人材を探しているそうです。しかし、なかなかいい人が見つからないとのこと。候補者には英語力はそれなりの方は多くいるのですが、単に英語力だけでは採用されません。日本から現地に派遣されて、相手の国や企業という異文化で相手の状況も理解しながら問題解決が出来る人が求められているということです。今では昔と違って、日本のやり方を現地で教えてやるという発想では通用しないのですよね。こんなときには、オーストラリアの学校で様々な国籍の仲間と過ごした経験が活きてくると思います。

そして、何かひとつ人と差別化できること

これは特別な資格ではなくてもよく、自分の強みや得意なことを人と差別化してアピールできるかが大切だと言うことです。図面が描けるとか、プログラムが作れる、プレゼンテーションが得意、私だったら新規事業を立ち上げるのが得意などなど、自分がしっかりとできることをうまく表現する必要があるそうです。このポイントって私も多くの留学生に接していて感じることなのですが、みんないいものを持っているのに、なかなか上手く表現できていなかったり、そもそも自分の良さに気づいていないことが多いと思います。自分のどの部分を研ぎすましていくのか、そんな話も留学中に出来ればと思っています。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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