資格は自分で作ればいい

留学を考えている人から良くある質問のひとつが、「就職に有利だと思うので、何か資格を取って帰りたいのですが、いい資格を教えてください。」というものです。確かに、履歴書に「自動車運転免許」だけでは淋しいのは分かります。しかし、就職において関係ない分野の資格って意味があるのでしょうか?たぶん、面接でも聞かれませんから、やりたいかどうかも分からない仕事を獲得するために、やりたくもない資格を取るなんて事は時間の無駄ですから止めましょう。
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では、留学中にはどんなことが学べるのか?将来に活きてくる可能性が高く、自分のオリジナリティーを発揮できるものを探す手伝いというのが、僕の仕事のひとつです

例えば、世界中の英語アクセントを聞き分けられますというのは、グローバル企業にとっては、結構使える手に職になってきます。オーストラリアの語学学校にいる、中国人、ブラジル人、スイス人、韓国人、ハンガリー人、イラン人、みーんなその国特有のアクセントで英語を話します。もちろん、日本人もそうです。その違いを聞き分け、モノマネ出来るレベルになると、文化も含めてその国について勉強する事ができ、コミュニケーションのプロとして、企業のグローバルには欠かせない人材になれるかもしれません。クラスメートの話している英語が分からないと、文句を言いたくなったら、これはみんなも思っているのだから、チャンスになるかもしれないと考えるべきです。ビジネスチャンスは頭に来ることのすぐ横にあるものです。

そして、その特技を自分なりの資格にしてしまえばいいのです。「世界の英語アクセント聞き分け検定1級」とか履歴書に書いてみてください。多くの面接官が「何これ?もっと教えて。」となるはずです。これに対して「ふざけたけしからん奴」と判断する会社は、遅かれ早かれうまくいかなくなるんだから、入社しない方が幸せなのです。留学に来て、一緒に面白い資格を作っていきましょう。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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