オーストラリアでは、学生ビザの留学生でも週に20時間程度のアルバイトが認められているので、ワーキングホリデーの留学生たちも含めて、仕事探しというのはとても大きな関心事です。そして、多くの人たちが、日本食レストランではなく、どこか地元のレストランやカフェ、あるいは旅行会社などで働きたいと望んでいます。
しかし、そのような場所は競争率も激しいし、どうしても英語力がある人にチャンスは訪れます。ですから多くの日本人にとって、最初の仕事は日本食レストランという可能性が高くなります。ただ、問題はそこからなのです。留学やワーキングホリデーを成功させる人は、そのような仕事でもベストを尽くし、仕事場の中で自分のポジションを確保し、そこで様々なことを学び、次には自分が思い描いていた仕事を得ています。与えられた場所でベストを尽くし、何事も学んでしまう人にチャンスがやってくるというのは、その後の人生においても共通することだと思います。人生において、どんな働き方も一生に一度の機会だと思います。だから、どんな仕事も思い切り楽しんでみて、満足したら次にチャレンジしてみたらいいと思います。