「普通の大学生活では就活は勝てない」とか「グローバル人材にならなければ、生き残れない」とか、日本の留学会社とか人材会社のマーケティング戦略は基本的に恐怖を煽って留学とか海外インターンシップとかに行かせようとします。大衆を相手にしなくてはいけないビジネスは、「大衆に入ってないと不安でしょ」というメッセージを発信して、若者の個性の事などおかまい無しに、市場を維持しようとするわけです。
私の会社は20人の小さな会社なので、大衆を相手にする必要もありません。だから恐怖を煽る必要もありません。オーストラリアに留学に行く意義は「英語」という世界共通語を使えるようになって、様々な国のバックグラウンドを持つ人々とコミュニケーションを取れるようになること。そして、国民幸福度が世界一と言われる国で、自分の将来のライフスタイルについて考えてみることの大きく2つだと考えています。
日本の企業に就職を有利にするためだけの留学なんてもったいない。その企業が20年後にどうなっているかも分からないし、自分の好きな仕事は有利か不利かとかで計れるようものでは無いのです。純粋に、世界の人たちと出会い、語り、成長できる機会を得るために、オーストラリアに来てください。何でも損得で考える人ではなく、そのようなおおらかな人に、未来のチャンスは訪れるのです。