TAFEでギャップイヤーを過ごしてみる

休学留学において、英語だけではなく、英語で何かを学びたいというお問い合わせが増えてきています。しかし、残念ながら日本の大学生の英語力は英語で何かを学ぶレベルには届いていない人が多いのが現実です。オーストラリアの教育システムは資格の定義がとてもしっかりとしているので、英語力が少し低くても留学生が学べる環境が整っています。
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例えば、Diplomaという資格は、大学卒のBachelor degree の下で、日本で言うところの短期大学卒に近いものです。これらの資格は、TAFEと言う公立の専門学校や、私立の専門学校で開講されています。英語力もIELTS5.5で入学できるので、オーストラリアの大学での学部聴講に必要なIELTS6.5に比較すると、日本からの学生にとってずいぶんと入学しやすくなっています。

それ以外にもいくつか、このような専門学校で学ぶメリットをあげてみると、

1)学生の70%〜80%はオーストラリアの学生が学んでいます。これは地方のTAFEなどにいくとさらにローカルの学生が増えます。

2)大学などに比較すると少人数のクラス編成。これも地方に行けば行くほど、学んでいる学生数が少なくなるので、教師と学生の比率は良くなって、教師に相談できる機会が増えてきます。

3)半年でDiplomaの資格を取れるコースもあります。1年間の休学で、半年は英語、半年はDiploma取得というデザインも可能です。

オーストラリアの大学の広大なキャンパスで休学留学を過ごすのも素晴らしいですが、少し田舎のコミュニティーに融合したTAFEで1年間を過ごすのもきっと忘れられない経験になると思います。

 

 

 

 
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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