風下には座らない

日本にあまり帰りたくない理由のひとつは、いまだに喫煙ができるレストランが多いことです。どんなに美味しい食事でも近くで(同じ部屋で)タバコを吸っている人がいると、台無しですよね。

オーストラリアではレストランやカフェでは絶対に禁煙なので安心ですが、海辺のベンチなどでは時々タバコを吸う人に遭遇します。先日も、とても落ち着いた公園のベンチで本を読んでいたら、タバコの臭いが、、、。見ると隣のベンチでタバコを吸っている夫婦がくつろいでいました。残念ながら僕が風下なので逃げようがありません。こういう時はあきらめて即退散です。何も考えずに風下のベンチを選んでしまった僕のミスです。

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荷物を片付けながら、「どんな時でも風下に座らないように気をつけることは、人生でも大切だよなあ」とふと思いました。人生の歯車がずれていくきっかけは、自分でコントロールできない何かの影響であることが多いと思います。自分でコントロールできる範囲を広げていくことはストレスを少なくすることにもいいし、成功への近道でもあると僕は思っています。

しかし、世の中には、自分の責任範囲をむやみに広げることはリスクだし、責任は取りたく無いから、言われたことを粛々とこなしていくのがいいという方もいらっしゃいます。風下に座っても、そこに快適な小屋を作ってしまえば影響は少ないよという考え方です。僕にはどちらが正解かは分かりません。たぶん正解は無い問いなのだと思います。ただ、僕は、たとえ責任は重くても、できるだけ外にいて、爽やかな風が流れるのを感じながら、遠くを眺めていたいなあと思うのです。

 
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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