これから数年の間に、日本社会はグローバル化の波に本当の意味で飲み込まれると思います。海外に暮らしていると、日々のニュースで世界はどんどん動き、それに反して日本はずーっと留まっている印象を受けます。円高とデフレが解消されれば日本経済は安泰なんてことは昔ながらのメーカーなどには言えるのかもしれませんが、それよりも円安によって日本が買われていくこともどんどん進んでいくでしょう。グローバル化は、準備した人たちには大きな機会となり、準備をしていなかった人たちには大きな問題となります。私の会社はその準備ができているのか、この年末にじっくりと考えていました。
まず、どこから始めたらいいのか。それはやはり、自分自身です。キーワードは「鍛え直す」。私の頭脳やスキルや健康をもう一度ゼロベースで鍛え直すのが今年だと思っています。50歳にしては、けっこう走れる、発想も柔らかい、英語の交渉力もけっこうあるし、、なんて満足していては若い世代には絶対に勝てません。
チャレンジャーとして、謙虚に自分を鍛え直す過程で考えたり、発信したりすることが、会社のスタッフにとってもいい刺激となると思います。そして、学ぶことや鍛えることの楽しさが、ひとりひとりのスタッフに浸透し、それが多くの留学生たちに広がっていくことが私たちの会社の一番重要な戦略なのだというのが、この年末の結論です。