大学附属語学学校か私立の語学学校か?

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オーストラリアでは大きく分けて2つのタイプの語学学校があります。大学附属やTAFEと呼ばれる専門学校附属の公立の語学学校と私立の語学学校です。数は圧倒的に私立の語学学校のほうが多く、ニーズに合わせて選ぶことができます。

私は基本的には大学生には大学附属の語学学校、すでに社会人になっている人には私立の語学学校をお勧めしています。日本の大学生に感じてほしいのは、アカデミックな世界の雰囲気。キャンパスの中を様々な国籍の学生たちが歩いているその環境が日本の大学生にはまず経験してほしいのです。大学キャンパス内に語学学校の建物もあり、一般の学生と同じように図書館が使えたり、スポーツ施設が使えるような大学を選んでお勧めしています。今の私の一番のお勧めはクィーンズランド大学の語学学校です。世界大学ランキングのトップ100で、かつ広々とした素晴らしいキャンパスです。現在こちらの大学に通っている学生の体験談などもまとめてみようと思います。

ワーキングホリデーの方々には、アルバイトの情報などが入手しやすい私立の語学学校をお勧めしています。ほとんどの学校は街の中にあり、ビルの1フロアを使っている学校から、1棟まるまる学校というところもあります。私立の語学学校は、「ビジネス」ですので、生徒のニーズに対応するためにそれぞれ特徴を持っています。また、世界から様々なバックグラウンドの学生が集まるので、とてもいい異文化理解の勉強になります。アクティビティーや生徒へのサポートも充実しているところも多く、大学附属の語学学校に比較すると「サービス」が充実しています。ただ、経営母体が変わったり、契約しているエージェントの質が変わったりすることによって、学校の質は大学附属に比較すると流動的で、私たちはその質を留学生からのフィードバックや定期的に訪問することで状況を把握しています。

自分のギャップイヤーにどちらのタイプの学校が適しているのか、じっくり考えてもらいたいし、そのための情報を今後も発信していこうと思います。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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