しかし、ソーシャルネットワークという新しい社会が出現してから、その社会に出るのか会社に入るのかはその人にとって、どちらかを選ばなくてはいけないものになってきている印象があります。端的な例を言えば、多くの若者が会社に入るとSNSの社会から消えていきます。それは、会社が「ソーシャルな世界」で活動することを禁止しているところもあるでしょうし、忙しくてそれどころではなくなっていく場合もあるのかもしれません。

会社に入って、社会に出てこなくなってしまうと、居心地がよく自分を守ってくれる会社にさらに依存するようになります。しかし、それは幻想であって、社会に正しく発信できない人はかなりの確率で40歳50歳で会社には必要のない人になってしまいます。その年代でいきなり社会に放り出されるのは、本当に悲劇です。これからは、いつも自分と社会と(そして会社も)の関係を注意深く考えながら、発信を続けていくことが豊かな人生の鍵になっていく時代なのだと思います。