稼いで自己投資するサイクル

まずは、この金額を見てください。

日本                       618〜739円

オーストラリア   15.96豪ドル(1,400円程度)

アメリカ      7.25米ドル(620円程度)

カナダ       9.27〜11.0カナダドル(780円〜950円程度)

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実は、これらは国が決めている最低時給なのです。(2012年12月時点)

圧倒的にオーストラリアの時給が高いことがお分かりかと思います。景気が悪く、どんどん給与が下がってきている日本と比較すると、ほぼ倍です。このような状況なので、オーストラリアには世界各国から若者が留学に集まってきます。彼らはお金を稼いで、その資金を勉強や旅行など新たな自己投資に使っています。実に戦略的です。

日本人の若者たちは、始めはなかなかこの戦略に気づきません。この20年間の長期的なデフレのおかげで、できるだけ安いものを買うマインドが定着していて、「稼いで自己投資」という伸びていくサイクルに入っていかないのです。ところがこれに気づいた若者は、とても有意義なギャップイヤーを経験していきます。稼いで、TESOLなどの英語教育の資格講座に通ったり、TOEIC対策講座に通って日本での就職活動の準備をしたり、世界を旅して帰っていったり。

オーストラリアでは、ワーキングホリデービザの留学生だけではなく、学生ビザで勉強している留学生たちも1週間に20時間程度働くことが許されています。これはオーストラリア留学の大きなメリットです。このメリットを活かせるかどうかは、戦略性と強い意志だと、出会う若者たちにはお話ししています。

 
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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